乃木坂46の夏が、またやってきました!記念すべき39枚目シングル「Same numbers」が2025年7月30日にリリースされ、ファン待望の新曲たちが私たちの夏を彩ってくれています。センター賀喜遥香が描く切なくも力強い世界観から、フレッシュな6期生楽曲、個性豊かなユニット曲まで、今作も聴きどころ満載!
この記事では、そんな39thシングル「Same numbers」の全収録曲を、歌詞の意味やMVのコンセプト、メンバーのフォーメーションまで、ファンの目線で徹底的に解説していきます。これを読めば、もっと深く楽曲を楽しめること間違いなし!
表題曲「Same numbers」
まずは今作の顔である表題曲「Same numbers」から。どこか儚げで、それでいて芯の強さを感じさせるメロディーが印象的な一曲です。これまでの乃木坂の夏曲とは一線を画す、新たな挑戦を感じさせます。
same numbersに関しては、こちらの記事の方により詳しく解説してるので、まずはそちらを見てみてください!!
歌詞とMVの世界観:時を巡る、希望と必然の物語

8を愛し、8に愛された女!その名は、サンシャイン~、かっきー!!
「デジタル時計を何度か眺める度に ゾロ目ばかりがいつも並んでる気がする」。そんな日常の小さな気づきから始まるこの曲は、「偶然」と「必然」をテーマに、希望と現実の間で揺れ動く心を歌っています。
MVの監督は「おひとりさま天国」や「チートデイ」も手掛けた伊藤衆人氏(出典:Music info Clip)。SF的な世界観の中で、センターの賀喜遥香が「888888」で止まってしまう時間のループに囚われます。この「8」という数字は、8月8日生まれで「8に愛された女」を自称する彼女にとって運命的なモチーフ(出典:THE FIRST TIMES)。MVでは、彼女が「8」を横に倒した「∞(無限)」のシンボルを掴むことでループを打ち破り、新たな1秒「000001」を刻み始めるという、再生の物語が描かれています。
これこそが奇跡だと思ってはみたけど
目の前のその出来事は事実なんだ
歌詞にある「いくつものOpportunity そう重なり合って」というフレーズは、単なる偶然ではなく、積み重ねてきた努力が奇跡のような「必然」を生むという、乃木坂46らしいメッセージにも聞こえますね。
フォーメーションとメンバー:賀喜遥香が導く新時代
センターは4期生の賀喜遥香。32ndシングル「好きというのはロックだぜ!」以来、5作ぶり4度目のセンターです(出典:たまごごはん)。彼女の持つ表現力と存在感が、この曲の持つミステリアスな雰囲気を一層引き立てています。
フロントには、同じく4期生の賀喜を挟んで、5期生の一ノ瀬美空と川﨑桜が初めて抜擢されました。次世代を担うフレッシュな顔ぶれが、グループの新たなフェーズを象徴しているようです。また、5期生の岡本姫奈が涙の初選抜入りを果たしたことも、ファンにとっては大きなニュースでした(出典:ゴタマ荘)。
撮影裏話&小ネタ
MVの壮大なロケ地は、千葉県銚子市にある「屏風ヶ浦」(出典:Fun Move Learn)。「東洋のドーバー」とも呼ばれる断崖絶壁が、楽曲の持つ非日常的なスケール感を演出しています。賀喜遥香はMV撮影について「情熱と冷静が戦っていたり、自分達の葛藤をダンスで表現しました」とコメント(出典:Bezzy)。赤と青の衣装が最後に乃木坂カラーの紫に統一される演出は、まさにその葛藤と統合の表現なのでしょう。
ちなみに、賀喜遥香はラジオで「(撮影で)吊るされたりして、首に変な力が入っちゃって筋肉痛になってた」という可愛らしい裏話も明かしています(出典:AuDee)。あの美しい映像の裏には、メンバーたちのそんな努力が隠されているのですね。

私とさくたんも、漏れなく吊るされちゃった💖
共通カップリング「真夏日よ」
全形態に収録されている「真夏日よ」は、乃木坂46にとっての“聖地”である明治神宮野球場での公演が10回目を迎えることを記念したメモリアルソング(出典:TOWER RECORDS ONLINE)。センターは表題曲に続き賀喜遥香が務めます。爽やかで疾走感のあるメロディーは、まさに“真夏”のライブで聴きたい一曲。これまでの神宮での思い出が蘇るような、エモーショナルな楽曲です。

10周年を迎えることができたのは、先輩たちのおかげです!!
6期生楽曲「なぜ 僕たちは走るのか?」(Type-A収録)
待望の6期生楽曲!センターを務めるのは瀬戸口心月ちゃんです(出典:乃木坂46公式サイト)。MVは「6期生らしいフレッシュな作品」となっており、監督は沖悠司氏が担当。文化祭のステージが台風で中止になるも、生徒たちだけで強行するという青春ストーリーが描かれています(出典:うえの note)。撮影地は、埼玉県にある西武学園文理中学校・高等学校(出典:聖地巡礼したい)。これからの乃木坂を担う彼女たちの、キラキラした「今」が詰まった映像は必見です!

私はもう高校卒業しちゃったから、また青春を体験できてよかった!
ユニット曲「あの頃におかえり」(Type-B収録)

こちらは、五百城茉央、遠藤さくら、奥田いろはの3名によるユニット「さくらオーレ」の楽曲(出典:乃木坂46公式サイト)。透明感のある歌声が魅力の3人が織りなす、どこか懐かしく、切ないミディアムナンバー。それぞれの個性が溶け合ったハーモニーが心地よく、何度もリピートしたくなります。

私と五百城は前に路上ライブをやってたから、下の動画もぜひ見てね💖
アンダー楽曲「不道徳な夏」(Type-C収録)
今作のアンダー楽曲は、4期生の金川紗耶が初のセンターを務めます(出典:音楽ナタリー)。タイトルとは裏腹に、陽気でポップなサマーソングで、MVではメンバーが弾けるような笑顔で歌い踊る姿が印象的。撮影は静岡県の「エコパスタジアム」で行われました(出典:Fun Move Learn)。センターで輝く金川の姿は、ファンにとって感慨深いものがあるのではないでしょうか。

衣装がみんな大胆で、まさに不道徳!(?)
ユニット曲「ってかさ」(Type-D収録)
遠藤さくら、小川彩、賀喜遥香、川﨑桜、林瑠奈、弓木奈於という豪華な6名によるラップユニット曲(出典:乃木坂46公式サイト)。心地よいビートに乗せた脱力系のラップと、途中で入るセリフ調のパートがクセになる一曲です。MVは渋谷の「下総屋食堂」や「蘭蝶」などで撮影され、レトロな街並みとメンバーの組み合わせが新鮮です(出典:聖地巡礼したい)。

乃木坂の公式SNS(Xやインスタ、TikTok)では、私のキレキレのダンスの動画が挙がってるから、良かったら見てみてね!♪
ユニット曲「君と猫」(通常盤収録)
通常盤には、一ノ瀬美空、井上和、田村真佑、松尾美佑、吉田綾乃クリスティーの5名による「“にゃー”ユニット」の楽曲「君と猫」が収録されています(出典:音楽ナタリー)。ジャジーでおしゃれな雰囲気の楽曲で、メンバーの大人っぽい魅力が感じられます。MVの制作は発表されていませんが、猫をテーマにした映像を期待する声も多いようです。
ジャケット写真も要チェック!
今作のジャケットは「バカンスを楽しむサマーガールズ」がコンセプト(出典:乃木坂46公式サイト)。Type-Aでは賀喜遥香が、Type-Bでは川﨑桜と一ノ瀬美空がペアで表紙を飾るなど、各タイプでメンバーの魅力的な表情が楽しめます。

猫耳のみくもかわいいでしょ?💖
まとめ:多様な魅力が詰まった一枚!
39thシングル「Same numbers」は、グループの現在地と未来への期待が詰まった、非常に聴きごたえのある一枚となりました。表題曲で見せた新たな世界観、未来を担う6期生の躍動、そして各ユニットが放つ個性的な輝き。一枚のシングルを通して、乃木坂46の多層的な魅力を再発見できたのではないでしょうか。
今年の夏も、このシングルを聴きながら、全国ツアーやイベントを全力で楽しんでいきましょう!