
どうも~、乃木坂46のそうしよー類です💖
乃木坂46の「真夏の全国ツアー2025」。ファンにとって、夏の最も大きな楽しみの一つです。激しいチケット争奪戦を勝ち抜き、当選の通知を見た時の喜びは計り知れません。しかし、もし急な仕事や体調不良で、その大切なライブに行けなくなってしまったら…?
さらに、今回は公式サイトで「公式リセール(トレード)の実施はなし」と明言されています。この状況は、多くのファンを不安にさせていることでしょう。この記事では、そんな「当選したのに行けない」という絶望的な状況に直面したファンの方へ向けて、現状のルールを整理し、考えられる対処法とそれに伴うリスクを具体的に解説していきます。

【重要】2025年「真夏の全国ツアー」の公式ルール:リセールなしの現実
まず、大前提として「真夏の全国ツアー2025」における公式ルールを正確に理解する必要があります。乃木坂46の公式サイトでは、東京公演の先行受付の案内ページなどで以下のように明記されています。
本公演の公式リセールの実施はございません。何卒ご了承のほどお願いいたします。– 乃木坂46公式サイト
これは、過去の一部のライブで実施されていた、行けなくなった人が定価でチケットを譲りたい人と、チケットを欲しい人をマッチングさせる公式の仕組み(チケプラトレードなど)が、今回は利用できないことを意味します。さらに、チケットの譲渡に関しても厳しいルールが設けられています。
- 厳格な本人確認:入場者全員の本人確認が実施され、チケット券面に記載された名前と一致する顔写真付き身分証明書が必要です。
- 譲渡の固い禁止:公式サイトでは「ご家族間、ご友人間であっても譲渡は固くお断りいたします」と明記されており、いかなる理由があっても第三者への譲渡は認められていません。
この「公式リセールなし」という決定は、ファンにとって非常に厳しいものです。過去のライブでは公式トレードが救済措置として機能していたため、その違いを理解することが重要です。

こればっかりは、メンバーである私たちは何もできない、、ぴえん
チケットを無駄にしないための対処法:ケース別考察
公式リセールがないという厳しい現実の中で、当選したチケットをどうすべきか、具体的なケースに分けて考察します。
ケース1:申込者本人が行けなくなった場合
2枚組で申し込み、申込者自身が行けなくなった場合、または1枚のみで申し込んで行けなくなった場合です。これは最も対応が困難なケースです。
結論から言うと、公式ルール上、有効な手立てはありません。チケットに記載されているのは申込者の名前であり、本人確認を突破できないため、他の誰もそのチケットで入場することはできません。同行者がいる場合でも、申込者本人が不在では同行者も入場できないのが原則です。
残念ながら、この場合は「空席を作る」という選択をせざるを得ないのが現状です。支払ったチケット代金は戻ってきませんが、これがルールに則った唯一の行動となります。
同行者のみが行けなくなった場合
2枚組で申し込み、申込者本人は行けるものの、同行者の都合が悪くなったケースです。
この場合、申込者本人は自身のチケットで入場することが可能です。入場時に本人確認を済ませれば、問題なくライブに参加できます。ただし、同行者のチケットは無効となり、その席は空席となります。別の友人を連れて行くといったことは、同行者の名前もチケットに印字されており、本人確認があるため不可能です。
申込者だけでもライブを楽しめる、という点がケース1との大きな違いです。

自分の場合は同行者が行けなくなった場合なので、申し込んだ自分自身が1人で参戦する予定です!
友達もいてほしかった(泣)
非公式な対応とその深刻なリスク
公式な手段がない以上、SNSなどで「譲り先」を探すことを考える人もいるかもしれません。しかし、これには極めて大きなリスクが伴うことを理解する必要があります。
SNS等での「定価譲渡」という選択肢
Twitter(X)などで「#乃木坂46チケット」といったハッシュタグを使い、定価でチケットを譲ろうとする動きが見られます。善意からチケットを無駄にしたくないという気持ちは理解できますが、以下のリスクが立ちはだかります。
- 規約違反とペナルティ:前述の通り、譲渡行為そのものが運営の規約違反です。発覚した場合、入場拒否はもちろん、ファンクラブの強制退会や今後のチケット抽選で不利になるなどのペナルティが課される可能性があります。
- 本人確認の壁:最大の障壁です。譲った相手は、あなたの名前が記載されたチケットと、自身の身分証明書しか持っていません。名前が不一致のため、入場ゲートで弾かれる可能性が極めて高いです。
- 金銭トラブルと詐欺:個人間の取引は常に危険が伴います。「定価で譲る」と約束しても、取引相手が本当に信頼できる人物かは分かりません。送金後の連絡途絶など、詐欺被害に遭うリスクもゼロではありません。
「チケット不正転売禁止法」との関連

ちょっと堅苦しい話になっちゃうけど、許して💖
「定価での譲渡なら法律違反にはならないのでは?」と考える方もいるかもしれません。ここで「チケット不正転売禁止法」について正しく理解しておくことが重要です。
この法律は、主に「興行主の同意なく、元の販売価格を超える価格で、業として(反復継続の意思をもって)チケットを転売すること」を禁止しています。文化庁のウェブサイトでもその趣旨が説明されています。
したがって、個人が一度だけ、急に行けなくなったチケットを定価で友人に譲る行為が、即座にこの法律で罰せられる可能性は低いでしょう。しかし、重要なのは「法律に触れない=やっても良い」ではないということです。
法律違反でなくとも、主催者が定める規約に違反する行為であることに変わりはありません。入場拒否という最も直接的なリスクは、法律ではなく主催者のルールによって発生します。
非公式な譲渡は、法律論以前に、ファンとしての信頼を損ない、結果的に自分も相手も悲しい思いをする可能性が高い「ハイリスク・ノーリターン」な選択肢と言えます。

なぜ公式リセールが実施されないのか?背景の考察
ファンにとって不可解な「公式リセールなし」の決定。その背景には、運営側のいくつかの事情が考えられます。
- システムの複雑性とコスト:全国規模のツアーで、複数の先行販売や一般販売のチケットを対象にリセールシステムを稼働させるのは、技術的にもコスト的にも大きな負担となります。
- 不正利用の防止:公式リセールであっても、それを悪用してチケットを確保しようとする動きが皆無とは言えません。一度、より厳格な運用を試すことで、公平性を最大限に確保しようという意図があるのかもしれません。
- 短期間での運用的負担:先行受付から公演日までの期間が短い場合、リセールのための出品期間、抽選、再発券といった一連のプロセスを管理する運営側の負担が非常に大きくなります。これを避けるための判断も考えられます。
これらの理由はあくまで推測ですが、単純な意地悪ではなく、興行を円滑かつ公正に進めるための運営側の判断である可能性を理解することも大切です。

特に今回の全ツは北海道~香川までほぼ毎週やってたから、運営の負担も相当だったと思う!
結論:現時点で取りうる最善の策とは

つらいけど、これからもルールの範囲内で楽しもう~~!!
「真夏の全国ツアー2025」のチケットに当選後、どうしても行けなくなった場合、残念ながら「ルールに従い、参加を諦める」というのが、現時点での唯一かつ最善の策となります。
非公式な譲渡は、規約違反と本人確認の壁という二重のリスクを抱えており、推奨できません。チケットを無駄にしてしまう悔しさ、悲しさは計り知れませんが、ルールを守ることが、巡り巡って乃木坂46というグループと、ファン全体の公正な環境を守ることに繋がります。
今後のライブに応募する際は、今回の教訓を活かし、自身のスケジュールをより慎重に確認することが求められます。そして、万が一ルール変更などのアナウンスがないか、最後まで公式サイトや公式SNSを注視し続ける姿勢も忘れないようにしましょう!
