当ブログは、「文系だけど、得意な数学を活かしたい!」という受験生を支えます!
突然ですが、こんな悩みを抱えていませんか?
私立文系の難関大学は、数学がないところが多い!
できれば数学の活かせる受験方式が複数あってほしい!
難関私立で、複数の方式で数学受験できたらいいよね!
そこで今回は、上の2つの条件を満たす、「慶応義塾大学 総合政策・環境情報学部の受験方式」を紹介します!
慶応義塾大学 総合政策・環境情報学部 数学を使った受験方式について
おすすめ受験方式とは?
結論、一般入試がおすすめです!
受験科目と配点は以下の通りです。
- 【小論文】\(\displaystyle 200\)点
- ≪数学≫\(\displaystyle 200\)点
- ≪外国語≫\(\displaystyle 200\)点
- 【必修科目】≪選択科目≫
数学を選択すれば、その配点は\(\displaystyle {\color{red}{50}}\)%に相当します!
\(\displaystyle 2\)科目で受けられて、そのうちの数学が半分もあるのは良いですねー!
ただ、デメリットもあります。
2023年度において、合格最低点は\(\displaystyle 6\)割\(\displaystyle 5\)分、倍率は\(\displaystyle 5.8\)倍である。
対して、慶應の他学部の合格最低点は\(\displaystyle 6\)割前後、倍率は\(\displaystyle 3,4\)倍である。
科目数が少ない代わりに、倍率や合格最低点が高くなっています!
また、慶應ではお馴染みですが、小論文が含まれています。
しかも、他学部よりも配点が高く、字数も多めです!
国語が苦手な方には苦痛かもしれません。
しかし、2024年度の一般入試の数学は、
大問6つ→大問5つ
長い問題文、計算が複雑→一般的なテキストや問題集の出題方式
というように、前年よりも易化しました!
年によっては、高得点も望めるので、一般入試はおすすめです!
その他の受験方式は?
一般入試の他にも、総合型選抜(旧AO入試)と学校推薦型選抜があります。
ただ、数学を活かすには、この\(\displaystyle 2\)つはおすすめしません!
- 総合型選抜(旧AO入試)
おすすめしない理由は、数学はおろか他の教科の選考が一切ないからです!
他大学の総合型選抜と違い、評定の提出もありません。
基本的には、「書類」「面接」といった感じです。
ただ、それがとにかく大変です!
「書類」は、志望理由書2000字程度に、高校でやってきた活動の報告書200字程度が必要です。
「面接」は30分程度であり、もはや就職活動のような対策が必要です!
- 学校推薦型選抜
いわゆる「指定校推薦」「公募推薦」がこれに当たります。
どちらも、主に学校の評定が大事になってきます!
ただ、数学だけでなく、その他の4教科(国語、英語、社会、理科)や体育などの実技教科にも対応しなければなりません。
高校3年の夏休み前まで、参考書を使った受験勉強と学校の教科書を使った勉強の両立が必要です!
それでも複数受けたい!その方法は?
複数の受験方式を紹介してくれるんじゃないの?
ちょっと想像されてた回答とは違うと思うけど、2つ紹介するね!
- 「環境情報学部」の一般入試も受験する
- 数検を利用して総合型選抜を受験する
\(\displaystyle 1\)つずつ紹介していきます!
- 「環境情報学部」の一般入試も受験する
他学部の一般入試を複数受けられるのは当たり前なんじゃない?
「環境情報学部」であることが重要なんだ!
理由は、出題傾向と受験科目が一致しているからです!
まず、2024年度における「出題傾向」に関して、総合政策学部と同じく、
例年大問6つが5つに減らされている!
ちなみに、2024年の環境情報学部の大問4は、一部数Ⅲが使われてたらしい!
いやらしい、、
また、「受験科目」も、総合政策学部と同じく、小論文+数学\(\displaystyle or\)英語です!
「出題傾向」「受験科目」が似ている背景として、学ぶ内容がほぼ一致していることが挙げられます!
というのも、入学後の必修科目が同じなのです!
このことから、総合政策学部・環境情報学部はセットで考えられることが多いです!
問題は各々異なりますが、両方受ける価値はあるでしょう!
- 数検を利用して総合型選抜を受験する
英検みたいに、優遇制度があるの?
そういうこと!
ただ、場合によっては、あまりお勧めできない方法でもあるから、よく聞いててね!
これは、公益財団法人 日本数学検定協会からの情報です。
その公式サイトにおいて、「実用数学技能検定取得者の入試における活用校一覧」が掲載されています!
慶應義塾大学においては、以下のように記載があります。
\(\displaystyle AO\)入試において、自己アピールの\(\displaystyle 1\)つとして活用することは可能
しかし、問題は何級が必要かどうかです!
以下に、出願条件として、級まで指定している大学・学部をいくつか掲載してみます!
駒澤大学 経済学部 自己推薦選抜:準\(\displaystyle 1\)級以上
芝浦工業大学 システム理工 AO入試:2級以上
数検は\(\displaystyle 1\)級まであり、準\(\displaystyle 1\)級は数Ⅲレベルです、、
上の出願条件から、数検\(\displaystyle 1\)級レベルでないと慶應では評価してもらえないと思います。
ただでさえ、文系は準\(\displaystyle 1\)級も厳しいのに、、
しかし、それでもほとんどの大学は\(\displaystyle 2\)級(数ⅡBまで)以上から評価するので、
参考程度には見てくれると思います。
そのため、余力があれば数検を取ってみる?程度に考えればいいでしょう!
まとめ
慶応義塾大学 総合政策学部・環境情報学部は、
- 両方とも一般で受けるのがおすすめ
- 余力があれば数検利用で総合型選抜