『情報Ⅰ』ではどんなことを勉強するの?
分野は何種類?プログラミングを沢山やるのかな?
学ぶ分野の配分はどんな感じ?
『情報Ⅰ』では、以下の分野を扱い、配分は以下です!
- 情報社会の問題解決(4~19点)
- コミュニケーションと情報デザイン(4~19点)
- コンピュータとプログラミング(46点)
- 情報通信ネットワークとデータの活用(31点)
以上の配点は、共通テスト試作問題の配点を参考にしたものです!
参考:共通テスト試作問題「情報」 p4
やはり「コンピュータとプログラミング」の分野が大部分を占めるようです!
また、教科書には「AI」「ビッグデータ」「IoT」「ユニバーサルデザイン」といった、
みなさんが聞き覚えのある言葉が目に付くと思います!
日常生活に関する問題を中心に勉強するようです!
旧科目である「社会と情報」「情報の科学」に、新しい内容を追加して生まれたようです!
全く新しいというわけではないのでご安心ください!
試験別『情報Ⅰ』勉強法
定期テスト
いくつか出題例を見てみましょう!
例題①のような日常生活、例題④のようなプログラミング、例題②のような計算問題と、
思考力が問われる問題が中心のようです!
ここでの対策は、高校数学も一緒に勉強することです!
実際、例題②の二進法は、数学Aで習うものです!
ただ、中には例題③のような暗記力が問われる問題も一部あるようです。
ここでの対策は、中学で習った数学や技術の内容を振り返ることです!
中学の技術と高校の情報Ⅰの関係については、以下の記事を参照してみてください!
参考:中学校技術・家庭科(技術分野)内容「D 情報の技術」:文部科学省 (mext.go.jp)
もし中学校の頃の技術の教科書を保管されている方がいたら、それを振り返ってみてもいいと思います!
暗記→中学数学+技術 思考力→高校数学
また、定期テストの場合、学ぶ章によって暗記中心になるか?思考力中心になるか?が違うようです!
定期テストでは、暗記中心か思考力中心か、章によって違う!!
共通テスト
ここでも、例題を見てみましょう!
これだけ見ても分かりませんが、「パリティビット」は教科書の隅に書いてある用語です!
もう少し例題を見てみましょう!
今度はプログラミングの問題です。
定期テストとは違い、読解力が求められ、
上の図1のように、問題が進むごとに難易度が上がっていくように感じます!
先程の「パリティビット」も、読解力のある人であれば問題文だけで理解できるようです!
共通テストでは、暗記力・思考力+@として、読解力も必要!
『情報Ⅰ』おすすめの参考書は?
定期テストでは教科書のみでなんとかなりますが、大学受験ではそうもいきません!
上で紹介したように、読解力も求められるからです。
ただ、上の例題の、「パリティビット」や「プログラミング用語」について事前に知ることができたら、読解力も多少補えるのではないでしょうか?
そのため、それぞれの目的別に参考書をご紹介します!
インプット用
定番中の定番!Amazonランキング1位!
学校の教科書では何かしら載っていない情報があるので、網羅性がある!
まずは、自分の教科書を一通り読んでから手にすると便利です!
薄くて読みやすい!
情報と日常生活の絡みがよく分かる!
「情報が本当に苦手!」という方におすすめです!
「高校の情報Ⅰが~」→教科書→「藤原進ノ介の~」という順番で進めるのがおすすめです!
アウトプット用
公式のサンプル問題に代わる、共テ対策強化におすすめ!
私立大学の個別試験の過去問も掲載!
過去問問題集だけど、難しすぎない!
「過去問」ということで、旧情報の科目に準拠しており、知識の確認としておすすめです!
基本から応用まで!
「定期テスト」「共通テスト」の両方の対策ができる!
プログラミング対策におすすめ!
特にプログラミング対策においては、初めは2~3行のコードから始めるなど、
段階を経て学べるのでおすすめです!
ただ、まだ未発売なのでもう少し待ちましょう!(2024/7/19発売予定!)
藤原進ノ介さんをもっと知りたい方は、、
参考書紹介でちょくちょく登場する、藤原進ノ介さん
もし彼についてもっと知りたい!という方は、以下のYoutubeチャンネルがおすすめです!
参考:https://www.youtube.com/@Sukyojuku
まとめ
いかがでしたでしょうか?
『情報Ⅰ』は、中学や高校の数学を活用できる面はあるものの、
まだ高校生には馴染みのないプログラミングの問題がほとんどであり、
共通テストでは、読解力も問われるので、国語の能力も必要かもしれません!
ただ、教科書を一通り網羅し、
今回ご紹介した「インプット」「アウトプット」の参考書を使えば、
新課程でも問題ありません!
それでは、また!