明治学院中学 20236⃣解説

3点A, B, Cそれぞれを中心とする半径2cmの円があります。図のように3つの円がすべて1点Pを通るとき、次の問いに答えなさい。

(1) 三角形ABCが正三角形となるとき、3つの円を解答欄に作図しなさい。

手順①:点Pを中心とする半径2cmの円を描く!

手順②:円の周上に点Aを取る(どこでもいい)
    ・点Aと点Pを結ぶ!

手順③:・点Aを始点として、左右に30°ずつ測る!
    ・それぞれの線と円との交点を点B, Cとする!

手順④:点Pを通るようにして、点A, B, Cを中心とする円を描く!

答え↓

(2) (1)で作成した図形の周の長さを求めなさい。

3つの円周(A, B, C)の合計は、

\(\displaystyle(2+2)\times3.14\times3\)

\(\displaystyle=4\times3.14\times3\)

\(\displaystyle=12\times3.14\)

\(\displaystyle=37.68\)・・・①

ただ、周の長さに含まれない円の部分もある!(下図の青い円の内側の部分)

含まれない部分は、ちょうど半径2cm1個分にあたる!

\(\displaystyle(2+2)\times3.14\)

\(\displaystyle=4\times3.14\)

\(\displaystyle=12.56\)・・・②

①-②より、

\(\displaystyle37.68-12.56=\color{red}{25.12cm}\)