突然ですが、皆さんは以下の配点の大学を受験するとき、どの科目を一番対策しますか?
東京大学 文科一~三類 個別試験科目
受験生A
得意な国語で勝負だ!
受験生B
配点が高い120点満点の科目で勝負だ!
当ブログのおすすめは、数学に力を入れることです!
そこで今回は、「配点が低くても数学を勉強すべき理由」について解説します!
文系が数学受験すべき理由とは?
結論、数学は標準偏差が高いからです!
標準偏差とは、簡単に言うと点数のばらつきです。
東京大学 文科一~三類 個別試験科目
冒頭の科目配点を例に考えてみましょう!
配点で考えると、数学はむしろ力を入れる科目でもないように見えます。
それでは、今度は標準偏差で比べてみましょう!
2023年東大文系入試データ
やはり、数学が一番標準偏差が高いことが分かります!
次に標準偏差が高いときのメリットをお話しします。
国語と数学を比べてみましょう!
国語も数学もどちらも受験者の平均得点率は同じだと仮定します。
つまり、平均が50点だとすると、
標準偏差が低いと40点や60点といった平均点に近しい点数の人ばかりなのに対し、
標準偏差が高いと30点や70点といった平均点から離れた点数が混在します!
ぶんマスター
点数に差がついた方が、勉強のやりがいがありますからね!
理系ではどうか?
2023年東大理系入試データ
理系でも、文系以上に数学の標準偏差が高いです!
ぶんマスター
逆に国語は、どこかで著者と読者の認識の違いが生じるため、高得点は取りづらい。
だから文系でも理系でも、標準偏差は低い
まとめ
いかがでしたでしょうか?
数学は勉強量に応じて、ライバルと差をつけることができる科目です!
また、今回のデータはあくまで合格者のみのものとなっています。
不合格者も含めると、さらに標準偏差は高くなるでしょう!
そのため、配点が低かったとしても、各科目の合格最高点から最低点までの範囲も加味して、
「どの科目に力を入れるべきなのか?」を考えてみてください!