どうも、そうしよー類です!
新年を迎え、あと2週間ちょっとで共通テストが始まります!
今年度受験生はラストスパートです!
ただ、一方で、高校1,2年生の方はどのように過ごしているでしょうか?
まだ受験生ではないものの、今年度の共通テストを受験してみる方もいるかと思います!
しかし、共通テストを解いてみて、全然解けなかった、、と感じる人は多いと思います!
そこで今回、高校1,2年生に向けて、1,2年後の大学受験の1つの選択肢として、
「共通テストなしで受験できる国公立大学」をご紹介します!
共通テストなし国公立を受験するメリット
認知度が低い
国公立と聞くと、「一般で共通テスト!」というイメージかと思います。
実際、私の通っていた高校は国公立主義で、全員共通テストを受験するように言われていました。
そのため、ほとんどの高校で、国公立=共通テストというイメージが浸透しているのです!
そのため、共通テストなしの国公立は認知度が低く、志願者が少ない傾向にあります!
【共通テスト不要!】国公立大学の推薦入試が穴場すぎる理由と合格の秘訣|太一塾長(受験の頼れる味方)
対策を始める時期が遅い
推薦入試は穴場ではあるものの、長期的な対策が必要です!
具体的には、学校の評定のための定期テストの勉強や課外活動の実績作りです!
面接や書類作成などの実際の試験対策は高校3年からでも間に合いますが、
定期テストや実績作りはとても高校3年からでは間に合いません!
高校1,2年のうちから、まずは情報収集から始めてみましょう!
共通テストなしの国公立大学はどれくらいある?
総合型はかなり多い
国立の推薦でも共通テストは必要なイメージがありますが、
総合型は意外と共通テストが不要なことが多いです!
国立、公立に分けると、
- 国立→必須と不要が半々
- 公立→75%程度が不要
といった感じです!
詳しく大学が知りたい!
という方は、以下のリンクから検索できます!
リンク先の下部に移動し、「対応塾検索」「総合型選抜で受験できる大学を探す」のボタンをタップ→「共通テストの成績が必要か」の「不要」にチェックをしていただくと、検索できるようです!
学校推薦は一定数存在する
総合型ほどではありませんが、共通テストなしの学校推薦も、相当な数が存在します!
こちらは、地方別で国公立大学の一覧を見てみましょう!
- 北海道
旭川医科大学 | 小樽商科大学 | 帯広畜産大学 |
北見工業大学 | 北海道教育大学(※受験は必須) | 旭川市立大学 |
釧路公立大学 | 公立千歳科学技術大学 | 公立はこだて未来大学 |
札幌市立大学 | 名寄市立大学 |
- 東北
青森県立保健大学 | 青森公立大学(※受験は必須) | 岩手大学 |
岩手県立大学(※受験を奨励) | 宮城教育大学 | 秋田大学 |
秋田県立大学 | 秋田公立美術大学 | 国際教養大学 |
山形大学 | 山形県立米沢栄養大学 | 福島大学 |
会津大学 | 福島県立医科大学 |
- 関東
茨城大学 | 筑波大学 | 筑波技術大学 |
茨城県立医療大学 | 宇都宮大学 | 群馬大学 |
群馬県立県民健康科学大学 | 群馬県立女子大学 | 高崎経済大学 (※共通テスト・英語の受験を奨励) |
前橋工科大学(※受験は必須) | 埼玉大学 | 埼玉県立大学 |
千葉大学 | 千葉県立保健医療大学 | お茶の女子大学 |
電気通信大学 | 東京外国語大学 | 東京海洋大学 |
東京科学大学 (旧・東京医科歯科大学) |
東京学芸大学 | 東京都立大学(※受験は必須) |
横浜国立大学 | 神奈川県立保健福祉大学 | 川崎市立看護大学 |
- 中部
長岡技術科学大学 | 新潟大学 | 三条市立大学 |
長岡造形大学 | 新潟県立大学 | 新潟県立看護大学 |
山梨大学 | 都留文科大学 | 山梨県立大学 |
信州大学 | 公立諏訪東京理科大学 | 長野大学 |
長野県看護大学(※受験は必須) | 長野県立大学 | 静岡大学 |
静岡県立大学 | 静岡県立農林環境専門職大学 | 静岡文化芸術大学 |
富山大学 |
富山県立大学 | 金沢大学 |
石川県立大学 | 石川県立看護大学 | 金沢美術工芸大学 |
公立小松大学 | 福井大学 | 敦賀市立看護大学 |
福井県立大学 | 岐阜大学 | 岐阜県立看護大学 |
岐阜薬科大学 | 豊橋技術科学大学 | 名古屋大学 |
名古屋工業大学 | 愛知県立大学 | 愛知県立芸術大学 |
名古屋市立大学 |
- 近畿
三重大学 | 三重県立看護大学 | 滋賀大学 |
滋賀県立大学 | 京都大学(※医医のみ。受験は必須) | 京都教育大学 |
京都府立大学 | 京都府立医科大学 | 福知山公立大学 |
大阪教育大学 | 大阪公立大学 | 芸術文化観光専門職大学 |
神戸市外国語大学(※受験は必須) | 神戸市看護大学 | 兵庫県立大学 |
奈良県立大学 | 奈良県立医科大学 | 和歌山大学 |
- 中国・四国
鳥取大学 | 公立鳥取環境大学 | 島根県立大学 |
岡山大学 | 岡山県立大学 | 新見公立大学 |
広島大学 | 叡啓大学 | 尾道市立大学 |
県立広島大学 | 広島市立大学 | 福山市立大学 |
山口大学 | 山陽小野田市立山口東京理科大学 (※受験を奨励) |
下関市立大学 |
周南公立大学 | 山口県立大学(※受験を奨励) | 徳島大学 |
鳴門教育大学 | 香川大学 | 香川県立保健医療大学 |
愛媛大学 | 高知大学 | 高知県立大学 |
高知工科大学 |
- 九州
九州工業大学 | 福岡教育大学 | 北九州市立大学 |
福岡県立大学 | 佐賀大学 | 長崎大学 |
長崎県立大学(※受験は必須) | 熊本大学 | 熊本県立大学 |
大分大学 | 大分県立看護科学大学 | 宮崎大学 |
宮崎県立看護大学 | 宮崎公立大学 |
鹿児島大学 |
鹿屋体育大学 | 琉球大学 | 沖縄県立看護大学 |
沖縄県立芸術大学(※受験は必須) | 名桜大学 |
※一覧の大学は、必ずしもすべての学部で共通テストなしというわけではありません(むしろ、1つの学部だけ共通テストなしの大学も載せています)。
また、「受験は必須」「受験を奨励」の記述も、すべての学部に当てはまるわけではないということをご了承ください。
こうしてみると、かなりの数の国公立が共通テストなしで入れます!
1都道府県に最低1,2校はあるようですね!
学部に関しては、「看護」「保健医療」「教育」系が多いように感じます!
特におすすめの国公立大学10選
筑波大学
対象学部:全学部
倍率:
人文・文化学群 比較文化学類 2024:2.2倍、2023:2.1倍
日本語・日本文化学類 2024:1.6倍、2023:1.4倍
人間学群 障害科学類 2024:2.4倍、2023:1.6倍
生命環境学群 生物資源学類 2024:2.8倍、2023:1.7倍
地球学類 2024:1.8倍、2023:1.7倍
理工学群 物理学類 2024:2.3倍、2023:2.2倍
応用理工学類 2024:2.1倍、2023:1.9倍
情報学群 知識情報・図書館学類 2024:1.4倍、2023:1.5倍
医学群 看護学類 2024:1.4倍、2023:1.5倍
体育専門学群 2024:1.7倍、2023:1.7倍
募集人員:全学部計520名(一般選抜計1412名)
専願・併願:専願
出願資格:全体の評定平均4.3以上(推薦要件の1つであり、必須ではない)
※情報学群 知識情報・図書館学類は4.0以上
選抜方法:小論文、面接
芸術専門学群→小論文なし、実技試験あり
医学群医学類→面接なし、適正試験あり
体育専門学群→実技試験あり
倍率が低い
募集人数が多い
必ずしも評定平均が必要なわけではなく、活動実績で代用できる
選考プロセスが少ない
対象学部:人文・文化学群、生命環境学群、情報学群、体育専門学群
募集人員:人文・文化学群→13名
生命環境学群→3名
情報学群→19名
体育専門学群→8名
倍率:
人文・文化学群 人文学類 2024:7.0倍、2023:7.5倍
比較文化学類 2024:8.6倍、2023:8.2倍
日本語・日本文化学類 2024:1.7倍、2023:4.0倍
生命環境学群 生物学類 2024:7.8倍、2023:14.5倍
情報学群 情報科学類 2024:6.5倍、2023:5.1倍
情報メディア創成学類 2024:9.0倍、2023:9.7倍
知識情報・図書館学類 2024:3.6倍、2023:6.8倍
体育専門学群 2024:7.4倍、2023:8.0倍
専願・併願:併願可
出願資格:なし
選抜方法:書類選考、面接・口述試験
日本語・日本文化学類の倍率が低い
推薦入試と個別学力試験との併願が可能
出願資格がない
平均倍率が高い
神戸大学
対象学部:全学部
倍率:
国際人間科学部 環境共生学科 2024:2.1倍、2023:1.4倍
医学部 保健学科
〈作業療法学専攻〉 2024:2.0倍、2023:1.0倍
工学部 市民工学科 2024:1.0倍、2023:2.0倍
電気電子工学科 2024:1.0倍、2023:ー倍
情報知能工学科 2024:2.3倍、2023:1.3倍
農学部 食料環境システム学科
〈食料環境経済学コース〉 2024:2.0倍、2023:ー倍
資源生命科学科
〈応用植物学コース〉 2024:2.0倍、2023:ー倍
募集人員:全学部計68名(一般選抜計2323名)
専願・併願:専願
出願資格:全体の評定平均4.0以上(国際人間科学部 環境共生学科は除く)
※医学部 保健学科 理学療法学専攻は、理科の評定平均4.0以上
※工学部 市民工学科は、数学・理科の評定平均4.2以上
※工学部 電気電子工学科は、
全体の評定平均4.0以上、かつ、数学・理科の評定平均4.5以上
※工学部 情報知能工学科は、
全体の評定平均4.0以上、かつ、数学・理科の評定平均4.5以上
※農学部 生命機能科学科 応用生命化学コースは、
全体の評定平均4.0以上、かつ、化学の評定平均4.0以上
選抜方法:(学科によって異なるが、概ね以下のとおり)
第1次→書類選考、模擬講義・レポート、総合問題
第2次→小論文、面接・口頭試問
倍率が低い
評定ではなく、英検や活動実績で代用できる学部・学科がある
理系科目の評定平均の基準が高い
国際人間科学部 環境共生学科のように、特別な活動実績が必要な学部もある
東北大学
対象学部:経済・薬学部以外
倍率:
文学部 2024:3.2倍、2023:3.3倍
※3.0~5.0倍前後であることが多いです。
募集人員:対象学部計288名(一般選抜計1720名)
専願・併願:専願
出願資格:全体の評定平均4.3以上
選抜方法:
第1次→筆記試験
第2次→面接
募集人数が多い
選考プロセスが少ない
平均倍率がやや高い
評定平均の基準が高い
東京都立大学
対象学部:法・経済経営学部以外(人文・社会学部 人間社会学科は共通テスト必須)
倍率:
理学部 数理科学科 2024:2.1倍、2023:1.3倍
物理学科 2024:2.8倍、2023:1.8倍
化学科 2024:2.5倍、2023:2.5倍
システムデザイン学部 電子情報システム工学科 2024:1.3倍、2023:1.5倍
機械システム工学科 2024:1.4倍、2023:1.4倍
健康福祉学部 作業療法学科 2024:1.4倍、2023:1.4倍
募集人員:対象学部計169名(一般選抜計1085名、学校推薦型選抜計390名)
専願・併願:専願
出願資格:全体の評定平均4.0以上(学科によって、さらに各科目の評定平均が問われます。)
選抜方法:書類選考、面接、小論文
倍率が低い
募集人数が多い
配点には入らないが、共通テストの受験が必須な学部がある
対象学部:全学部
倍率:ほぼ合格確約
募集人員:対象学部計188名(一般選抜計1085名、学校推薦型選抜計390名)
専願・併願:専願
出願資格:評定平均(高校によって基準は異なる)
選抜方法:書類選考、面接・口頭試問、集団討論(経済経営学部のみ)
合格率はほぼ100%
募集人数が多い
指定校推薦枠の募集が来ている高校しか受けられない
総合型選抜(ゼミナール入試)
対象学部:理学部 生命科学科、都市環境学部 地理環境学科、
健康福祉学部(看護学科、理学療法学科、作業療法学科)
倍率:理学部 生命科学科 2024:1.5倍、2023:1.5倍
都市環境学部 地理環境学科 2024:3.3倍、2023:3.0倍
健康福祉学部 理学療法学科 2024:9.0倍、2023:2.0倍
作業療法学科 2024:2.0倍、2023:4.0倍
募集人員:対象学部計23名(一般選抜計1085名、総合型選抜計55名)
専願・併願:専願
出願資格:英語外部試験
+英語・数学の評定平均3.5以上(都市環境学部 地理環境学科のみ)
(理学部 生命科学科は出願資格なし)
選抜方法:書類選考、面接・口頭試問、研究発表ゼミナールの成績
※ゼミナール→レポート、集団討論、プレゼン
理学部 生命科学科の倍率が低い
理学部 生命科学科の出願資格はない
平均倍率がやや高い
募集人数が少ない
選考プロセスが多い
対象学部:人文社会学部、経済経営学部、都市環境学部、システムデザイン学部
※共通テスト受験は必須であり、人文社会・システムデザインは合否に影響あり
倍率:経済経営学部 経済経営学科 2024:1.3倍、2023:1.0倍
都市環境学部 地理環境学科 2024:2.5倍、2023:ー倍
建築学科 2024:2.0倍、2023:1.0倍
募集人員:対象学部計17名(一般選抜計1085名、総合型選抜計55名)
専願・併願:専願
出願資格:英語外部試験
※都市環境学部は、地理環境学科以外評定平均の基準あり
選抜方法:
1次→書類選考
2次→面接、小論文
倍率が低い
募集人数が少ない
対象学部:都市環境学部 環境応用化学科
倍率:2024:1.2倍、2023:1.0倍
募集人員:対象学部計4名(一般選抜計1085名、総合型選抜計55名)
専願・併願:専願
出願資格:英語・数学・化学の評定平均3.5以上、英語外部試験
選抜方法:
1次→書類選考
2次→研究室探検、小論文、グループ討論又はプレゼン
倍率が低い
評定平均の基準が低い
募集人数が少ない
選考プロセスが多い
岡山大学
対象学部:教育学部、経済学部、理学部、工学部、農学部
倍率:
教育学部 学校教育教員養成課程〈全体〉 2024:2.1倍、2023:2.7倍
〈中学校教育専攻|技術・工業〉 2024:1.0倍、2023:ー倍
養護教諭養成課程 2024:1.8倍、2023:1.8倍
経済学部 経済学科 A方式 2024:1.7倍、2023:2.1倍
B方式 2024:1.9倍、2023:2.5倍
理学部 生物学科 2024:1.7倍、2023:1.5倍
工学部 工学科
〈機械システム系〉 2024:1.9倍、2023:2.0倍
〈環境・社会基盤系〉 2024:1.9倍、2023:2.0倍
〈情報・電気・数理・データサイエンス系〉 2024:2.5倍、2023:1.9倍
〈化学・生命系〉 2024:2.7倍、2023:1.8倍
農学部 総合農業科学科 A方式 2024:2.3倍、2023:1.8倍
B方式 2024:2.4倍、2023:1.7倍
募集人員:対象学部計248名(一般選抜計1514名、学校推薦型選抜計400名)
専願・併願:専願
出願資格:全体の評定平均4.3以上(経済学部は4.0以上)
選抜方法(学科によって異なります):書類選考、小論文、面接
倍率が低い
募集人数が多い
評定平均の基準が高い
対象学部:グローバル・ディスカバリー・プログラム
倍率:文系 2024:1.8倍、2023:2.2倍
理系 2024:2.4倍、2023:1.5倍
募集人員:対象学部計25名(一般選抜計1514名、総合型選抜計191名)
専願・併願:専願
出願資格:英語外部試験(資格一覧は、大学の募集要項を参照)
選抜方法:書類選考、記述問題、口述試験、プレゼン、面接
倍率が低い
募集人数が少ない
選考プロセスが多い
新潟大学
対象学部:経済科学部、工学部
倍率:
経済科学部 総合経済学科 2024:2.0倍、2023:1.9倍
工学部 工学科 2024:1.5倍、2023:1.4倍
募集人員:経済科学部30名、工学部57名(一般選抜計1626名、総合型選抜計117名)
専願・併願:専願
出願資格:英語外部試験(工学部のみ)
選抜方法:書類選考、小論文、面接、基礎学力試験(工学部のみ)
倍率が低い
工学部以外の学部の出願資格はない
工学部の選考プロセスが多い
対象学部:法学部、経済科学部、理学部(数学・物理学プログラム)、医学部(保健学科)、
工学部、農学部
倍率:
法学部 法学科 2024:1.8倍、2023:2.2倍
経済科学部 総合経済学科 2024:1.7倍、2023:2.1倍
理学部 理学科 2024:2.9倍、2023:1.8倍
医学部 保健学科 看護学専攻 2024:2.2倍、2023:2.7倍
工学部 工学科 2024:1.5倍、2023:1.4倍
農学部 農学科 2024:1.9倍、2023:1.6倍
募集人員:対象学部計222名(一般選抜計1626名、学校推薦型選抜計507名)
専願・併願:専願
出願資格:全体の評定平均3.5以上(法学部のみ)
全体の評定平均4.3以上(経済科学部のみ)
全体の評定平均3.8以上(医学部 保健学科のみ)
選抜方法:
法学部→書類選考、面接
経済科学部→書類選考、総合問題
理学部、工学部→書類選考、面接、基礎学力試験
医学部 保健学科、農学部→書類選考、面接、小論文
倍率が低い
募集人数が多い
法学部の評定平均の基準が低い
法学部と経済科学部の選考プロセスが少ない
経済科学部の評定平均の基準が高い
熊本大学
対象学部:文学部、法学部、理学部、工学部
倍率:
文学部 2024:2.6倍、2023:2.6倍
法学部 法学科 2024:1.6倍、2023:1.6倍
理学部 理学科 2024:1.6倍、2023:1.6倍
工学部 2024:2.0倍、2023:2.3倍
募集人員:対象学部計50名(一般選抜計1309名)
専願・併願:専願
出願資格:なし
選抜方法(学科によって異なります):書類選考、面接(英語)、ペーパーインタビュー、論述
倍率が低い
出願資格がない
英語外部試験の提出でさらに加点
選考プロセスが多い
対象学部:文学部、法学部
倍率:
文学部 文学科 2024:2.2倍、2023:2.4倍
法学部 法学科 2024:2.7倍、2023:2.3倍
募集人員:対象学部計43名(一般選抜計1309名、学校推薦型選抜計295名)
専願・併願:専願
出願資格:全体の評定平均4.0以上
選抜方法:書類選考、小論文、面接
倍率がやや低い
募集人数がやや少ない
北海道大学
対象学部:理学部、工学部
倍率:
理学部 物理学科 2024:3.2倍、2023:2.5倍
化学科 2024:3.2倍、2023:2.5倍
募集人員:対象学部計66名(一般選抜計2369名、総合型選抜計144名)
専願・併願:専願
出願資格:なし
選抜方法:書類選考、適正試験、面接
出願資格がない
倍率が高い(特に工学部など)
大阪公立大学
総合型選抜
対象学部:現代システム科学域 教育福祉学類、工学部 海洋システム工学科
倍率:
現代システム科学域 教育福祉学類 2024:7.5倍、2023:4.0倍
工学部 海洋システム工学科 2024:3.0倍、2023:2.3倍
募集人員:対象学部計19名(一般選抜計2442名)
専願・併願:専願
出願資格:なし
選抜方法:
現代システム科学域 教育福祉学類→書類選考、小論文、面接
工学部 海洋システム工学科→書類選考、口述試験、面接、英検
出願資格がない
現代システム科学域 教育福祉学類の倍率が高い
募集人数が少ない
海洋システム工学科の選考プロセスが多い
対象学部:現代システム科学域(知識情報システム学類を除く)、
工学部(応用化学科、都市学科)
倍率:
現代システム科学域 環境社会システム学類 2024:2.5倍、2023:2.9倍
現代システム科学域 教育福祉学類 2024:5.2倍、2023:4.3倍
現代システム科学域 心理学類 2024:7.6倍、2023:7.8倍
工学部 都市学科 2024:1.0倍、2023:1.0倍
工学部 応用化学科 2024:4.0倍、2023:6.0倍
募集人員:対象学部計38名(一般選抜計2442名、学校推薦型選抜計371名)
専願・併願:専願
出願資格:全体の評定平均4.0以上
+数学・理科の評定平均4.2以上(応用化学科のみ)
+任意の3教科の評定平均4.2以上(現代システム科学域のみ)
全体の評定平均4.3以上(都市学科)
選抜方法:書類選考、小論文、面接、口述試験(工学部のみ)
工学部 都市学科の倍率が低い
平均倍率が高い
募集人数がやや少ない
評定平均の基準が高い
工学部の選考プロセスが少ない
横浜市立大学
対象学部:医学部医学科以外
倍率:ほぼ合格確約
募集人員:対象学部計200名(一般選抜計2442名、学校推薦型選抜計371名)
専願・併願:専願
出願資格:評定平均(高校によって基準は異なる)、英語外部試験
選抜方法:書類選考、面接
合格率はほぼ100%
募集人数が多い
選考プロセスが少ない
指定校推薦枠の募集が来ている高校しか受けられない
他校の指定校推薦と違い、英語資格の提出が必要
注意点
共通テスト受験が必須なところも
上記では、共通テストなしの国公立を紹介しました。
しかし、中には配点に含まれないものの、共通テスト受験が必須な大学もあります!
そういう大学は、1科目でも0点があったりすると不合格になる可能性があります!
そのため、たとえ共通テストを使わない人でも、試験直前だけは対策するようにしましょう!
とは言え、今回紹介した大学の中には、年内に合格が決まる大学も多いため、
その大学が不合格の場合のことも考えなくてはなりません!
そのため、念のため試験直前だけとは言わず、その大学の試験が終わり次第、
共通テストの対策を始めるのがおすすめです!
履修科目が指定されていることがある
今回紹介した大学の出願資格として、主に「評定平均」と「英語外部試験」を挙げました。
しかし、その他にも、履修科目の指定も出願資格の1つです!
例えば、神戸大学 国際人間科学部 環境共生学科の出願資格を見てみましょう!
■出願資格
次のすべてを満たすもの
(1) (中略)
(2)数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C(理数科にあっては、理数数学Ⅰ、理数数学Ⅱ、理数数学特論)及び理科(物理、化学、生物、地学(理数科にあっては理数物理、理数化学、理数生物、理数地学)から2科目以上)を履修し単位を修得しているか、又は入学時までに単位を修得見込みの者
(3) (中略)
この他にも、「理科の中でも、物理とその他3分野のうちの1分野を履修している者」というように、
細かく指定してくる学部もあるため、注意が必要です!
このことから、理想は一般的に文理選択の始まる高校2年生までに志望校を絞れていることが望ましいです!
高1,2年のうちに準備してほしいこと
学校の評定を上げる
もう残りは3学期のみですが、定期テストの勉強をおすすめします!
特に、公立大学の指定校推薦枠のある高校であれば、学校の評定がすべてです。
また、指定校推薦に限らず、推薦入試は評定が高いほど有利です。
国公立であれば評定平均4.3あれば安心ですが、取れれば4.5以上を狙っていきましょう!
英語外部試験の受験
英語資格は、以下のメリットがあります!
・出願資格になる
・受験科目の1つになる(得点換算)
・加点になる
・合否判定に用いられる
推薦入試では、特に出願資格として用いられることが多いです!
また、迷ったら英検の受験がおすすめです!
総合型・推薦型では、準2級(30.5%)、2級(34.6%)、準1級以上(7.8%)が出願要件となることが多いです!
最低準2級、できれば2級を取れると良いです!
参照:外部検定利用入試2022
まとめ
いかがでしたか?
通常の国公立の一般選抜だと、共通テストで5教科7科目も勉強しなければならず、
「負担が大きい!」「共通テスト自体が苦手!」という人には辛かったと思います。
しかし、国公立のうち、共通テストを受験しなくても受験できるところが半数以上もあることがわかりました!
また、倍率が低く、募集人数が多い大学ばかりで、お得な入試であることがわかりました!
加えて、出願資格がない大学や、「書類・面接」といった選考プロセスの少ない大学もあります!
とは言え、基本的には英語資格や学校の評定が求められていることが多く、高校1,2年生であれば英検や定期テストの勉強に注力すべきです!
そのため、スケジュールとしては、以下が理想です!
高校1年
課外活動(できれば)、定期テスト、英検
高校2年
高校3年 試験対策
しかし、「試験対策って何をすれば良いの?」と思う方もいることでしょう。
そんな方には、以下の本がおすすめです!
提出書類や面接、小論文といった試験対策のみならず、倍率の低い大学や募集時期の遅い大学などの穴場な大学も教えてくださいます!
高校1,2年生の皆さん、3学期はもうすぐです!
今からでも、英検や定期テストの勉強から始めてみましょう!!