中高一貫校に高校から入学するメリット・デメリット

高校受験

突然ですが、「中高一貫に高校受験」したいと思ったことはありますか?

中高一貫とは、中学から高校までの6年間を一貫して指導する学校です!

高校から入学する人は、通常の高校と同じく後半の3年間を過ごすことになります!

高校受験しようと思っている方は、こんな不安を抱えていませんか?

受験生A
受験生A

友達できるかな、、?

受験生B
受験生B

勉強ついていけるかな、、?

そこで今回は、

中高一貫校に高校から入学するメリット・デメリット」をご紹介します!

入学時心配なこと

仲良くなれる?

受験生A
受験生A

すでに内部生同士でコミュニティができてそう、、

結論から言うと、全然仲良くなれます

外部生は、内部生に比べて人数が少ないため、

外部生の間では、少人数特有の一体感が生まれます!

内部生からは、少人数の外部生を物珍しがり、たくさん話しかけてくれます

ぶんマスター
ぶんマスター

私も、中高一貫校の外部生でしたが、今でも仲良くしている4人のお友達がいます✨
しかも、4人中3人が内部生でした!!

内部生贔屓はある?

全くありません!

行事では、文化祭や体育祭などでも先生方から話しかけて下さいました!

進路面談では、予定より長く相談に乗っていただきました!

内部生と外部生で学力差はあるの?

希望を持たせたいところですが、残念ながらあります!!

普通の中学校では、中学3年の内容を3年で終えます。

ただ、中高一貫校では、中学3年の内容を2年で終え、中学3年時から高校の予習を行います!

小学生時代も、小4くらいから塾に通い(人による)、勉強していたことでしょう!

この差を埋めようと思ったら、相当の努力が必要です

ぶんマスター
ぶんマスター

現実では、この差を埋められないことの方が多いです、、
旧帝大や早慶、医学部などの最難関クラスの合格実績は、ほぼ内部生です!!

勉強についていけるの?

おそらく、皆さんが一番気になっていることではないでしょうか?

実際のところは、学校によります!

というのも、先取り学習の有無が学校によって違うからです!

先取り学習のあるところでは、高2のうちに高校内容をすべて終わらせる学校もあります!

ただ、高1の1年間を乗り切ることができれば、先取り学習が大学受験の大きなメリットになります!

また、先取りをしない学校もあるので、

どうしても不安な方は、そういう学校を狙って受験してみるのもありです!

ぶんマスター
ぶんマスター

先取りがない学校の例として、
私が通っていた公立中高一貫や、内部進学できる大学付属校が挙げられます!

これらを踏まえて、以下にメリット・デメリットをご紹介します!

メリット

大学受験のための先取りができる

進学実績が良いため指定校推薦の枠が豊富

内部生の存在が勉強のモチベーションになる

中学と高校で違う人間関係を築ける

では、6年間人間関係が固定されるゆえ、

通常の高校と同じく、新しい出会いを求めることができます!

ぶんマスター
ぶんマスター

勉強面だけでなく、物知りな人が多いので、勉強外でもとても頼りになる・勉強になる存在です!

デメリット

学力や合格実績に差がある

主役になりづらい

は、「学年1位になりたい!」「文化祭や体育祭で活躍したい!」と思っても実現しづらいことです!

定期テストでは、優秀な内部生が猛威を振るい、

行事では、内部生がリーダーとなることが多いです!

ぶんマスター
ぶんマスター

このことから、開成(私立中高一貫)を蹴って日比谷(公立高校)に進学する人もいます!

中高一貫校の現状

ここまで、中高一貫のメリット・デメリットをご紹介しました!

しかし、以下のような疑問点が残っているかと思います!

受験生A
受験生A

できるだけ外部生の仲間は多い方が良い!
中高一貫校の高校受験する人ってどれくらいなの?

受験生B
受験生B

内部生とはどれくらい関わることになるの?

そのため、最後に中高一貫校の現状について解説します!

高校募集停止の中高一貫が増加!?

  • 両国(公立
  • 武蔵(公立
  • 大泉(公立
  • 富士(公立
  • 白鷗(公立
  • 本郷(私立
  • 豊島岡女子学園(私立

これらは、2021~2024年の現在にかけて高校募集を停止した東京の中高一貫校です!

このように、東京だけでも高校募集を停止する高校が多いのは、以下の理由からです。

進学実績を上げるため

中高一貫では、大学受験を見据えた6年間のカリキュラムが組まれます。

しかし、外部生を受け入れると、学校側に以下のデメリットがあります。

  • 外部生のレベルに合わせるためにカリキュラムの内容の易化
  • 内部生に追いつくための外部生への特別授業や補習

カリキュラムの内容の易化は内部生のレベルアップを抑制し、

特別授業や補習は教師の負担となってしまいます!

そのため、学校は高校募集のコストを、

中高一貫教育に回し、より効率的・効果的な学習の提供に力を注ぎたいのでしょう。

外部生の生の声
受験生A
受験生A

内部生の間ですでにコミュニティができてるのがつらい、、

受験生B
受験生B

内部生に追いつくために勉強しなきゃいけないから、楽しめなさそう、、

こうした受験生の思いを読み取り、高校募集を決めた高校もあります。

このように、高校募集停止により中学受験の人気が高まり、

代わりに高校受験する人は少なくなるでしょう。

入学しても別クラス!?

もう1つの関心は、3年間のうち「内部生とどれくらいの期間関わるのか?」ということです!

中高一貫校には、主に2つのパターンがあります!

  • 2年から同じクラス(ホームルームだけ1年から一緒のパターンもある)
  • 3年間ずっと違うクラス

通常の高校と同じく、少なくとも1年間は外部生だけで関わることができます

加えて、「2年から同じクラス」の場合、

大学受験時にはすでに内部生と同じクラスのため、勉強のモチベーションにもなります

まとめ「中高一貫校に、高校受験すべき?」

いかがでしたでしょうか?

確かに、中高一貫校の高校受験と聞くと、

高校受験の枠が狭まってきている」「受験生からのイメージが悪い」と思われがちです。

しかし、私は中高一貫の高校受験をおすすめします!!

なぜなら、以下のようにたくさんのメリットがあるからです!

大学受験のための先取りができる

進学実績が良いため指定校推薦の枠が豊富

内部生の存在が勉強のモチベーションになる

中学と高校で違う人間関係を築ける

別クラスの場合、勉強や友達作りに悩む必要がない

のように、中高一貫校の中には外部生だけで過ごせる機会もあるということが分かりました!

ただ、一方でデメリットもあります。

学力や合格実績に差がある

主役になりづら

そのため、特に「遊びより勉強・受験」「成長意欲がある」という人におすすめします!

そうでなくても、私は中高一貫校に入り内部生のお友達ができたことで、

勉強のみならずプライベートでもたくさんのことを学びました!

そのため、外部生と内部生、多様な人と友達になれる中高一貫校を全力でおすすめします